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【秋のヨセミテ】Yosemite National Park【2025年11月】

ヨセミテといえば初夏がベストシーズン。でも今回は、11月のヨセミテ国立公園に行ってきました。

行く前は正直、「ベストシーズンじゃないけど大丈夫かな…?」「滝の水ってちゃんとあるの?」「もう雪降ってたりする?」と、心配と期待が半々。情報も少なくて、前日まで悩みながらの旅でした。

同じように迷っている方の参考になればと思って、11月のリアルなヨセミテ体験をここに残しておこうと思います!

ヨセミテ国立公園とは?

ヨセミテ国立公園(Yosemite National Park)は、
アメリカ・カリフォルニア州サンフランシスコから4時間ほどのところに位置する、アメリカを代表する国立公園のひとつです。1890年に国立公園として指定され、壮大な花崗岩の断崖「エル・キャピタン」や「ハーフドーム」、美しい滝や渓谷、手つかずの大自然が広がることで世界的に知られています。1984年に 世界遺産に登録。ヨセミテはアメリカ国内の国立公園の中でも 訪問者数トップ10 に入り、2023年の訪問者数ランキングでは7位でした。「アメリカの必見国立公園」「世界の絶景スポット」などの特集でも頻繁に取り上げられるアメリカにいる間に是非行ってみたい国立公園の一つです。

我が家からは3時間ほど。近くに旦那のお友達が住んでいることと、旦那がメディカルリーブ(怪我による休職)で急に仕事がお休みの期間ができたので、11月というオフシーズンですが行ってみることを決意しました。

11月20日 ヨセミテ国立公園旅行記

前日Oakhurstの友人宅に停まり、Highway 41を北上してYosemite South Entranceを目指します。

Oakhurstは、Yosemite South Entranceまで車で30分ほどのところにある小さな町です。観光客向けのホテルが複数あり、Park内よりも安価に宿泊できます。小さいながらRaley’sやGrocery Outletなどのスーパーマーケット、スタバやマクドナルドなどの飲食店なども一通りあるのでヨセミテへ入る前の買い出しや準備に便利な街です。本当はOakhurstにあるレビューが良いドーナツ屋「Judy’s Donuts」に行きたかったのですが、タイミングが合わず断念。Oakhurstに前泊される方は、朝ごはんに試してみてください。

当日は、朝8時過ぎにOakhurstを出発し、ほぼ一本道を北上。オフシーズンなこともあってか、殆ど車はおらず、マイペースに進みます。South Entrance(南ゲート)へ到着したのは8時50分。

1ゲートしか空いておらず、進みが遅い。窓口で35ドル支払って、レシートを貰います。このレシートが入園券代わりなので、大切に管理しましょう。7日間有効です。

受付
受付

現在、チェーン制限が出ています。タイヤチェーンは持っていますか?スタッドレスタイヤですか?そうでない場合は、Wowonaまで通行可能です。もしくは、迂回してArch Rock Entranceから入場してください。制限が解除されたかは電話で確認できます。

11月20日の入園。当日は快晴でしたが、標高の高い山で心配していたのは、雪。
しかも前日は小雨が降っていて、このEntranceに着くまでにもチラホラ雪が見えていたので嫌な予感がしていたのです。カリフォルニアでぬくぬく暮らしている私たちはタイヤのチェーンを持っていません。貰った地図をみると迂回路のArch Rock Entranceへ行くには2時間弱かかりそうです。

2時間戻る気にはなれず、とりあえず行ってよいと言われたWowonaまで向かいます。着いたWowonaには何もなく、唯一目についた案内所に入って聞いてみることに。

この辺、図書館と郵便局があるくらいで何もないよ。Mariposaへ戻っては?チェーン制限?あぁ、誰も確認しないから大丈夫。今日は晴れる予定だしね。

(後から確認したところ、近くにHistory Centerがあるようです)

さて、この受付の言葉を信じて先へ進むのか。元々は、そのままTunnel Viewへ進む予定でしたが、子供もいるしやはり安全優先でMariposa Groveへ戻ることに。

Mariposa Grove(マリポーザ グローブ)

Mariposa Grove は、世界最大級の樹木として知られているジャイアントセコイアが約500本も立ち並ぶ巨大樹の森です。駐車場から無料のシャトルバス(季節により運行)が出ていて、トレイルの入口まで向かいます。そこからは整備された歩きやすいトレイルが続き、ゆっくりお散歩気分で巨木を楽しめるので、ヨセミテの中でも特に人気の高いエリアのひとつです。

Mariposa Groveは、先ほど料金を支払ったSouth entranceのすぐ傍にあります。入園後のラウンドアバウトですぐに右折すると奥に見える駐車場に車を止め、バスでトレイルの入口へ向かいます。駐車場とバスは無料。出発・到着どちら側にもお手洗いがあります。

3歳の息子はバスに乗れて大興奮。彼にとってはここがMariposa Groveの最高潮でしょう。5分ほど乗るとトレイルの入り口に到着しました。South gateのあたりは道路の端に溶け残った雪の塊が見える程度でしたが、トレイルを少し進むと道は一面雪で真っ白。

朝イチだったこともあり、まだ踏みしめられていない雪の上を歩いていきます。所々、溶けた雪が凍っており普通の運動靴だと滑って危険な箇所がありました。とはいえ、しっかりと整備されたトレイルは歩きやすく、あちこちに階段や手すり、ベンチなどが設置されています。

奥に見える大きな木がグリズリージャイアント巨木(Grizzly Giant)。この先もう少し進むと、巨木の根元がトンネルになっており下を通り抜けられるカリフォルニアトンネル巨木(California Tunnel Tree)があります。

トレイルはどんどん先に続いていきますが、バス停に戻りたい場合はTunnel Treeを通り過ぎ円を描くように戻るルートがあります。ただ、そちらへ進むよりも来た道を戻る方が距離が短そうだったので、我が家は引き返すことに。10時半を過ぎ気温が上がってきたのか、雪が解け、雪解け水が道の端に小さな川を作っているところも。車に戻ると息子の足は靴下まで濡れてしまいました。念のため替えの靴を持ってきていてよかった…!

到着時と同じバス停からバスに乗り、駐車場へ戻ります。全体で1時間半弱でした。

<<難易度>>3歳児と一緒に登ってGrizzly Giantまで30分ほど。8割は自分で歩いていました。階段が多いのでベビーカーは×。雪や雪解け水で靴が濡れる可能性アリ。息子は一度お尻をついてしまいパンツも濡れました。着替えがあると安心。標高が高い場所で緩やかな登りが続いたせいか、喘息がある旦那は途中で息切れしてリタイアしました。吸入器をお忘れなく。

Tunnel View(トンネルビュー)

Mariposa Groveから戻り、まずはチェーン制限が解除されたかを確認したい。South entranceで貰った電話番号にかけると最新情報がわかるのですが、Mariposa Groveでは電波がありません。幸いMariposa GroveはSouth Entranceのすぐ横なのでそこのスタッフに直接聞こうと思い、一旦Entranceを出て、直後すぐにUターンし、Entranceの列に並びます。(ゲートを出た直後の広くなっているところでUターンしないと、その後はずっと一本道でUターンできる幅がありません。閑散期だから出来たかも)並んでいる間に、旦那の携帯(Xfinity)に電波が入り、全ての制限が解除されていることが確認できました。(Entranceでも念のため口頭で全解除を確認。)

早朝に来たWowonaには、まだ「全車チェーンを携帯せよ」の電光看板がでていましたが、スタッフさんの「制限全解除」の言葉を胸にTunnel Viewまで(ほぼ)一本道をくねくねと進んでいきます。Yosemiteに着くまで高速を飛ばしてきたのでスピード感覚が狂ってきますが、Yosemite内は基本35マイル制限。また、正午に近い時間になっても、木で覆われて陰になっている道路にはまだ雪が残っており、安全運転で進みます。

Tunnel Viewはその名の通り、Tunnelの近くにある景色の良いスポットです。South entranceから来る場合は、トンネルを抜けてすぐ左手にスポットがあります。観光バスも停まり、駐車場は混雑しがちですが、回転も速いので少し待てば停められると思います。

3,40台分くらいの駐車場と、その横にすこし広場があるだけの小さなスポットです。写真を撮る以外特に出来ることはありません。でもいい記念写真が取れました!滞在時間5分。

Bridalveil Falls Trailhead(ブライダルベール フォールズ トレイルヘッド)

Tunnel Viewから車で5分ほど。ブライダルベールは道が舗装されており、子連れでも行きやすいトレイルとネットに書かれていたため目を付けておりました。滝が間近で見れます。

駐車場には小奇麗なトイレがあり、ゴミ箱も整備されていました。最後まで進むと滝までこの距離です。

水量の多い夏に行くと、落ちる滝の水しぶきで虹が見れたりするようです。残念ながらそこまでの水量はありませんでしたが、がっかりするほど水が少ないということもありませんでした。車から10分以内で息子に人生初の滝を見せられたので満足です!息子はこの度で”Waterfall”を覚えました!

<<難易度>>滝までは10分弱。緩やかな登りですがほぼ高低差もありません。木製の橋があるのですが、そこは水分を吸って凍った状態でした。橋ではないルートもあるので寒い時期はそちらを利用すると良いでしょう。駐車場からだと向かって左の道を進んでください。滝の直前の少し狭くなっているところがベビーカーだと登りにくいと思いますが、それ以外は平坦なのでベビーカーの使用を検討しても◎。ただすごく短いトレイルなので抱っこで十分でした。

Curry Village Pizza Deck (カリービレッジ ピッザデック)

正午を過ぎていたためお昼ごはんへ。インスタで教えてもらったCurry VillageにあるPizza Deckへ。地図でみているとYosemite Villageから外れているように見えましたが、実際行ってみると全然遠くなかったです。

Curry Valleyの駐車場から見ると少し見つけづらい建物の裏側に面しています。レビューを調べてみると界隈でも美味しいと有名なお店みたいです。繁忙期は30分待ちも余裕な人気店のようですが、この日は2名並んでいたのみ。それでも注文後に作っているのかしばらく待ちました。

店の前に並んだテーブルで食べるにはさすがに寒すぎたため、写真右端に見えるドアから建物の中へ入ります。中にもレストランがあるようですが、この日は営業しておらず。ただ、調味料やトースター、電子レンジなどは置かれたままだったので、自炊組にも助かるスポットになるかもしれません。紙コップとお水も無料でGETできました。

中は、暖炉があって暖かく、時々ぱちぱちと爆ぜる音が聞こえ雰囲気があります。閑散期には十分な席数があり、トイレもあるのでゆっくりできました。

このEl Capitanというのがおすすめと聞いていたのですが、きのこ&オリーブ嫌いの旦那に反対され、また息子も食べるかもと考えペペロニピザMサイズ19ドルを注文。どこにでもあるぺペロ二ピザになってしまいましたが、食べてみると、チーズが違う!!美味しい!結局息子は食べず、大人二人で食べると食べきれない量がありました。残りは帰りのドライブのスナックに。観光地で大人二人分のランチ+αが19ドルなら安いですよね!食べきれないときはお店の人に言うと紙袋を貰えます。

Yosemite Village(ヨセミテ ビレッジ)

当初の予定では、Yosemite VillageのWelcome centerやVisitor centerに立ち寄り、ベビーカーで行けるトレイルを聞いて少し散歩しようと思っていたのですが、家族に疲れが見えてきたのでサラっとVillage内を見るだけに変更。Village内は道路が整備されていてベビーカーでの移動も◎。駐車場や道路からでも、滝や絶景が見えるので気分だけ味わって帰宅しました。

三歳連れ装備

【ベビーカー】
息子は3歳半で普段の生活にはベビーカーを使っていませんが、今回の旅行で久しぶりに使用。アンブレラ型を持っていないのでトラベルシステムの普通サイズのベビーカーを持っていきました。まだ昼食後に昼寝をする息子は、後半だんだん元気がなくなってきたので持って行って本当に良かったです。

【カバン】
ヒップバックになるカバンを持っていきました。Mariposa Groveなど階段があるトレイルで少し使いました。ちょっと載せるところがあるだけですっごく楽です。小さめの水筒をカラビナで付けました。すぐに戻る場合は荷物は基本車に置いておいて最小限に。

【服装】
朝は特に寒く、冬用のジャケットが必要でした。歩いていると多少暑くなりましたが、今回はあまり長い距離のトレイルを歩いていないので重ね着をしておいて正解でした。意外としっかり山登りの服装をしている人たちも多く、普段着に運動靴で来てしまった自分が浮いていないか心配になる場面も。子供をベビーカーに載せる場合、座っているだけだと体温が上がらないのでブランケットなどあると安心です。ブランケットが落ちてしまわないよう洗濯ばさみなどがあると良かったと思いました。

【軽食】
South entranceから入るとYosemite Village周辺に行くまで食べ物を買えるところが少ないので、私のようにいくつかのスポットを巡ってからVillageに行く場合は、軽食を持っていくと安心です。ヨセミテ公園内はなんでも高いですし…。偏食の息子用のご飯は、園内のものが何も食べられなくても大丈夫なくらいがっつり持っていきました。

まとめ

聞いていた通り、壮大な自然が美しい国立公園でした。3歳連れでも問題なく楽しめました。人が少ないので歩きやすく、駐車場も見つけやすいし、オフシーズンならではの利点もありましたが、やっぱり雪の心配なく、水辺も楽しめるハイシーズンの春~初夏の間に再訪したいと思いました