日本⇔アメリカ間のLCCとして、激安航空券が人気のZIPAIR。予約を取ったときに、表示されている価格と実際に支払う価格に謎の差があったので、問い合わせてみた経験談をご紹介します!
日程選択画面と支払いレシートに書かれている価格の差とは、、!?
ZIPAIRの予約方法と価格を抑えるために知っておきたい注意点もあわせてご紹介します!
日本⇔アメリカ間を結ぶZIPAIRとは
ZIPAIR TOKYOは成田とアメリカ間をつなぐJAL系列のLCC(Low Cost Carrier)。ホノルル、サンフランシスコ、サンノゼ、ロサンゼルスに発着しています。ANAやJAL、Unitedなどと比べると半額以下になる日程もあり、子供にも必ず1席を用意してくれるため子連れで安く帰りたい人にとってもおすすめの航空会社です!
アメリカの他にも、ソウル(仁川国際空港)、マニラ(ニノイ・アキノ国際空港)、バンコク(スワンナプーム国際空港)、シンガポール(チャンギ国際空港)、カナダ(バンクーバー国際空港)に発着してしています。(2024年1月現在)
ZIPAIRのネット予約方法を完全解説!
ZIPAIRは日本語のウェブサイトがあるので、英語が苦手な方でも簡単にネット予約ができます!お支払いは日本円表示、アメリカドル表示どちらも可能ですので、予約画面に進む前に希望言語と通貨を画面右上から選択しましょう。
日本語版公式ホームページはこちら
1、発着空港が選べる場合は値段以外も比較しよう
まずは発着空港を選び、人数を選択します。私はサンフランシスコ最寄りなんですが、
・チケット自体が若干高い
・空港が広くて移動距離が多くなる
・人が多くて動きづらい
・駐車場料金が高い
などの理由から小規模のサンノゼを選んでます。チケット以外の要素も含めて検討されるのをおすすめします!
日本は成田以外選択肢はありません。切実に関空に進出してほしいのですが、名前が「ZIPAIR Tokyo」で東京を拠点としているようですし、昨年出した新路線はバンクーバーだったので、国内よりも海外の進出を進めているようです。
2、人数を選択します ※9キロ未満の幼児がいる場合は要注意!
私は今回、私&息子(1歳半)の2人で帰国するため「大人(15歳以上)」と「幼児(0~1歳)を選択。

幼児(0~1歳)を選んだ方には、下記のような注意が表示されます。

子供が9キロ未満の場合、チャイルドシートが後ろ向きに設置、9キロ以上の場合は、前向きに設置されます。
実は昨年帰国した際は9キロを超えているか微妙な時期だったのですが、ネット予約したかったので「搭乗する頃には9キロになっている」と信じて9キロ以上を選択して予約しました。
当日、受付でも体重を聞かれ「9キロくらいです」と答えると、「チャイルドシートの向きが、、」と説明を受けたので、後ろ向きを希望したところそのように手配してくださいました。実際の体重が何キロかにはあまりこだわっていないように見えました。
3、日程を選択しましょう
ネット上で日程を選んで予約します。こちらは2024年2月の価格表です。

2月は一般的に安い時期といわれていますがそれでも「264ドル」は驚きですよね、、!
去年2月に帰ったらまだ結構寒かったので今年は少し後にずらし、行き387ドル、帰り388ドルを選択しました。
4、座席を選択します ※子連れの場合はスタンダードのみ
続いて座席選択ですが、6歳以下の子連れはフルフラットになる「ZIP Full-Flat」シートは選べないため、スタンダード席一択です。

5、パッケージ選択 ※子連れの場合はパッケージは選択不要
パッケージはいつも購入しません。子供がいると無料で子供の隣の席を指定できます。機内食やアメニティは自分で好きなものを持ち込みたいし、荷物だけであれば個別で必要な分だけ足したほうが安いです。(受託荷物30キロは$50程度です)
6、座席指定をしよう ※子連れは座席指定も無料!

子供がいると一番高い「足下広め」のシートも無料で選択できます。ただしこれらの席はひじ掛けがあげられないシートになっていると思うのでお気を付けください。お子さんが小さい場合、チャイルドシートを設置され、どちらにせよシートに横になることはできないので足元が広い方が良いかと思います。
7、オプショナルサービス
一つも選択しません!
8、「予約の確認」
預け荷物を追加したい場合はこの画面で追加できます。

預入荷物は「30キロ、1個」しか選択肢がありません。15キロ、15キロで2つの荷物にすることはできないのが不便です。15キロずつ2つに分けたい場合は30キロを2つ買う必要があります。

最後に予約内容を確認し、支払いを行います。
ZIPAIRで起こった値段の「差」とは、、?
こちらが送られてきたレシート。
上が「幼児」、下が「大人」と記載があります。
行き 子供91ドル、大人355ドル

帰り 子供69ドル、大人320ドル

日付選択画面で選んだのは行き387ドル、帰り388ドルでした。
これを見ると、行き446ドル、帰り389ドルと安かったはずの行きの方が高くなっています。
同じくらい増えていたら「諸費用が掛かったのかな」と思うんですが、行きのほうだけ60ドル近く増えているの不思議じゃありません、、?
今後もZIPAIRを使わせていただきたいので、問い合わせして聞いてみました!
問い合わせしてみた!
ZIPAIRの問い合わせ対応は遅いと聞いたことがあったので期待していなかったのですが、メールで問い合わせしてみました。(隠している部分は予約番号等です。)

伝わりづらいかなと思い、わかりやすく表にしてみました。なんとその日のうちにすぐお返事をいただきました!昨年調べた際は「対応遅い」「返事来ない」説が多かったんですが改善されたのかもしれません(^^)/

「オプショナルサービスは含まれていません」とのことでしたが、そこは含まれていないことはレシートでも確認できていたので、お調べいただくために予約番号と名前を送り返しました。

いよいよ頂いた返答がこちら!

要約すると、日程選択画面は「大人1人の運賃と諸税」、
レシートに大人、子供の運賃として表示されているのは「大人または子供それぞれの運賃のみ」なので、この2つを比較すること自体が間違っていたんですね。
改めて中身を比較すると、復路の子供料金が30ドルほど安いんですよね。子供料金は大人の運賃と連動して値段が下がるわけではないため、「大人1人の運賃(と諸税)」は行き帰りほぼ同じだったので最終料金もほぼ同じ値段になるだろう、と思っていたら、そこに値段の異なる子供料金がそれぞれ乗っかったので行きだけ額が上がったような気になったということですね。受託荷物の料金も日によって変わるんですね!
そうなってくると「子供の料金はどうやって決まるの?」「子供料金も含めて安い日はどうやって探すの?」「最終画面に行くまで一番お得な日はわからないの?」と新たな疑問が生まれたわけですが、なんか返信に「お客様間違ってますよ、もうクレームしないでね」的な圧を(私だけかもですが)感じてしまい、ここでやめておきました。笑
ということで、日程選択画面では「行き387ドル、帰り388ドル」で行きの要が安かったのですが、カスターマーセンターの方が計算してくださった往復の値段は、「行き510ドル、帰り509ドル」で帰りの方が安くなりました。
子連れの場合は日程選択画面で選んだ「最安日程」が最安とは限らないので予約の際に参考にしてみてください🥰