「アメリカでは車がないと生活できない」――そんな言葉を耳にしたことがある人も多いと思いますが、これは本当にその通り。特に公共交通が整っていない地域では、車がないと本当に生活が回りません…!
渡航直後で予算も情報も限られていた私は、まず個人売買にチャレンジ。しかし想像以上にトラブルが多く、結局ディーラーで買い直すことに…。そんな経験を経て、車選びで本当に大事なことが見えてきました。
「安ければOK」では済まない、アメリカでの車選びのリアル。これから車を探すあなたの参考になりますように。
アメリカでの車購入の主な方法
まずは、アメリカでの一般的な車の購入方法をご紹介します。
個人売買(Craigslist、Facebook Marketplaceなど)

アメリカで中古車を探すとき、「個人売買」は選択肢としてとても身近です。特にCraigslistやFacebook Marketplaceは、地元の人たちが直接車を売買するプラットフォームとして知られており、「ディーラーよりも安く車が手に入る!」というメリットがあります。
実際、私も4台中2台の車をFacebookで探し、格安の一台を見つけて購入しました。ディーラーのような販売手数料もなく、価格だけ見ればとても魅力的に思えたのを覚えています。
ディーラー(新車・中古車)

日本と同じように、ToyotaやHondaなどのお店に行って、新車・中古車を購入するパターンです。正規ディーラーで販売されている車は、メーカーの基準に沿って整備・点検された状態で販売されるため、品質への信頼度が高く、購入後のサポートの選択肢も充実しています。
また、有名メーカーのディーラーだけでなく、地域の個人経営の中古車販売店という選択肢もあります。こちらの方が価格がやや抑えられていることが多いですが、整備の質や対応の信頼性にはバラつきがあるため、購入前にレビューや口コミをよく確認することが大切です。
個人売買での失敗を経験して、2台目・4台目の車をディーラーから購入しました。高い分、安心感があります。
実体験紹介(渡米後購入した中古車4台)
渡米後に実際に購入した4台の車について、購入価格や乗り心地、良かった点・後悔した点までリアルにご紹介します。初めての車選びで何が起こったのか、どう選べばよかったのか――ちょっと恥ずかしいですが、すべて正直に書いていきたいと思います!
1台目:Honda Accord 2006? (2019年 個人購入)

渡米直後、旦那が乗っていた車は「職場から借りている」というよくわからない車。。とりあえず自分たちの車を購入したく、初めて購入したのがHondaのAccord。たしか2006だった気がしますが忘れてしまいました。。アコードはとても信頼性が高く人気の車種ですが、私たちが購入したのは2000ドルの激安車。もちろん状態は良くありません。車体は青ですが、バンパー部分だけ黒に取り換えられているようなツギハギ状態の車です。
思い返せば、あまり裕福とは言えないエリアのアパートに住むおじさんが販売主で、趣味?で車を修理しては販売しているということでした。旦那の友達の自称メカニックについてきてもらって「大丈夫」と言われたこと、渡米したばかりで「中古車」の認識が日本レベルだったため、深く考えずに購入。
この頃は、私はアメリカの免許を持っていなかったので旦那が運転するのみでした。何度かバッテリーが上がったり、バッテリーを取り替えたり、オイル類を入れ替えたり、していたのをうっすらと覚えています。高速で飛ばしすぎると調子が悪くなるため、早く走りすぎず、、、など常に制限を感じながら運転していました。
少しずつ貯蓄が出来てきたのと、不安を感じながら運転するのが嫌になったので、壊れる前に2台目の購入を決意。アコードは旦那の同僚(通勤時にピックアップしていた人)に1000ドル?で売りました。一緒にその車で通勤して、車の注意事項も伝えたうえで売りましたが、1か月ほどで高速でオーバーヒートさせて壊れた?と聞きました。(その時点でまだ200ドル?くらい未払いで、その分は払われずでした。)
購入費用 | 修理費 | 売却費用 | 使用期間 | 1か月換算 |
2000 | ? | 800 | 約1年半 | ? |
※「日本の中古車」と「アメリカの中古車」はレベルが違います。日本では常識的に考えてこんなの売らないだろうというような状態の車も売られています。日本は車が安いし綺麗だなぁと実感。
2台目:mazda2 2014 (2020年末 ディーラー購入)

続いて購入したのがMazda 2 2014。小さなハッチバックです。まだ夫婦二人だったので、後部座席を倒してセダンよりも大きな荷物が入れられることと、小さいので燃費が良いことがこのモデルにした理由でした。マツダのディーラーで7000ドル位で購入しました。(コロナ前でまだ車が安かった)
安い車だったので、オプションの補償は購入せず。それでも7日間?くらいの最低補償はついていたと思います。また、オイル交換が2回?、ディーラーにある自動洗車機がずっと無料で使える特典も付けて頂きました。
流石、ディーラーで購入した車。オイル交換以外のメンテナンスは一度もなしで好調に走ってくれていました。が、夫が衝突事故を起こし、2023年5月に大破、、、。
(「救急車が飛び出してきて、前のトラックが急ブレーキをかけた。間に合わずぶつかった。うちの車の前部は大破したけど、トラックは傷1つついてない」だそうで、トラックが丈夫だったおかげで相手の車の修理費用の支払いはなく、双方の運転手にも怪我なしだったのは不幸中の幸いですね…)
7000ドルが2年半で大破。部品は700ドルで売却できたので実質6300ドル。大きな修理はなくても、レジストレーションの更新やオイル交換など2年半で1470ドルかかっており、一か月換算で260ドルで使えた計算です。(ガソリン代含まず)
購入費用 | 修理費 | 売却費用 | 使用期間 | 1か月換算 |
7000 | ? | 700 | 約2年半 | 260ドル/月 |
3台目:Ford Fiesta 2014(2023年5月 個人購入)

Mazda2が大破したので、急遽車を買うことに。その次に購入したのが、FordのFiesta 2014です。Mazdaと同じ小さなハッチバックです。Facebookで5000ドルで購入しました。
事故られたことで、「高いものを買ってまた事故られたら」という不安が出て、高い車を買う気になれませんでした。販売者はDetailing company(車の内外装を綺麗にする会社)を経営している方で、「会社を経営しているなら変な車は売らないだろう」と考えたのですが、購入してすぐにエンジンチェックライトが点灯…。幸先不安な始まりです。
元々、Fiesta 2014はトランスミッションに不安があると知られている車種だったそうで、この車も漏れなくトランスミッションの動きが不穏でした。複数回エンジンチェックライトが付き、その度に修理費が嵩みました。
2025年7月にトランスミッションの警告が表示され、30マイル/h 以上のスピードが出なくなってしまい、新しい車の購入を決意。2年間で修理費などには5400ドルかかっています(レジストレーションや定期的なオイル交換を含む)。Mazdaでも2年半で1470ドルかかっていたので、その分を差し引いた約4000ドルが「個人売買でイマイチな車を買ってしまったが故にかかった費用」と言えるでしょう。
購入費用 | 修理費 | 売却費用 | 使用期間 | 1か月換算 |
5000 | 5400 | – | 約2年 | 580ドル/月 |
ちなみに、30マイル以上でなくなった日は低速でも、ガタつきや加速しないなどの症状があったのですが、現在はエンジンチェックライトが点灯しているものの割と普通に運転できています。下道&近所限定の2台目としてなら使用できるか?売っても大したお金にならないので残したほうが良い気もするが、保険代もかかるしなぁと検討中です。
4台目:KIA SUV(車種非公開)(2025年7月 ディーラー購入)
Fiestaが30マイル以上でなくなったので、完全に止まる前に購入を決意。妊活中で2人目を希望していて、小さなハッチバックであるFiestaでは2台のカーシートを後ろ向きで設置するのは難しいと考えていた&平日の子供の世話に2台目の車が必要と感じ始めていた時期でもありました。
Fiestaの修理三昧、出費三昧に疲れていた私たち夫婦二人は揃ってディーラーでの購入一択でした。
Chat GPTによると、新車を壊れるまで乗った場合の維持費を含む月々のコストは500ドル程度だそうです。つまり、Fiestaではハラハラしながら古い車に乗り新車と同じくらいの費用を払っていたことに。

5000ドルの古い激安車が、実質30000ドルの新車と同じだったなんてやってられません!
もう3回も車を買っていて、アメリカにも慣れてきた私。
今回、この車を購入するにあたって、車の知識がないなりにも万全を期すため行ったことをご紹介します。
アメリカでのおすすめの車の探し方
車の知識がない人ができるおすすめの車の探し方です!
ディーラー vs 個人売買
ここまでの経験を経て、「お金があり、知識がない」なら絶対にディーラーがおすすめです。
HondaやToyotaのような有名メーカーの場合は、安くても9000ドル程度から。メインの価格帯は20000ドルあたりです。個人ディーラーなら5000ドル位からあると思います。コロナ&トランプの関税施策で車代も上がってます。
「予算が3000ドル」みたいに、まだカツカツな状態なら個人売買も仕方がないですが、壊れることを前提にお金を貯めていく必要があると考えましょう。
車種の決め方
私の条件は、
- カーシートを後ろ向きで設置できる
- その状態で旦那が快適に運転できる(=後部座席が広い)
- 100000マイル以下
- 燃費が良い
- 見た目にはこだわらない
- 15000ドルくらい
でした。
「プリウスがいい!」みたいな車種のこだわりはなかったので、上記の条件をChat GPTに入れて提案をしてもらいました。そこで提案されたモデルを検索するか、具体的に良いと思った車があれば「この車はこの条件に合いますか?」と質問します。(※Chat GPTは間違えることもあるので参考程度に)
該当モデルの世間の評判をチェック
ある程度、条件に合う車が見つかれば、その車のモデル全体の評価を調べましょう。
①コンシューマーレポート

コンシューマーレポート(Consumer Reports)とは、アメリカの非営利団体であるコンシューマーズ・ユニオンが運営する、消費者向けの製品評価を行う雑誌&ウェブサイトです。
「このモデルは信頼性が高い」
「Fiesta 2014はトランスミッションの問題が多い」
「2017と2018は電気系統のトラブルが報告されているが2019では改善されている」
と言った情報を教えてくれます。Chat GPTに「Fiesta 2014のコンシューマーレポートの情報を教えて」と聞くと、こんな回答が返ってきます。

「トランスミッション周りのトラブルがある」「オートマは避けるのが賢明」としっかり教えてくれていますね。知っていたら買わなかったです😭皆さんは絶対に確認してください!Chat GPTは無料で使用できます!
②Redditで検索
Redditは英語版のYahoo知恵袋のようなもので、投稿者の質問に一般の有識者が回答してくれる掲示板です。世間の生の声を直接確認できるのが良いところです。試しに「Fiesta 2014」について検索してみたところ、「買おうか悩んでいる」という質問に対して、

「オートマなら絶対やめとけ。トランスミッションがやばいって知られている車をなんで買うの」と、コンシューマーレポートと同じ内容ですね。あぁ、本当にこれらを先に見ていたらなぁ😣🥲
該当個体の履歴をチェック

モデル全体の評価がOKであれば、その個体の履歴をチェックします。
ディーラーで販売されている車は、基本的にCarfaxがついていると思います。
Carfaxとは、アメリカ国内で販売された車のVINナンバーを入れると、過去の走行履歴やメンテナンス履歴などが確認できるシステムのことです。100%アップデートされているわけではありませんが、概ね信用できると思います。本当は有料のサービスですが、ディーラーが販売している場合は、ディーラー側で支払われたものをリスティングに掲載してくれているので、購入検討者は自由に閲覧することができます。
とはいえ、車の知識がない方は「履歴を見たってわからない!」も多いと思います。これもPDFで保存して、Chat GPTに「この車はどう思う?」などと聞くと概要や気になる点を教えてくれます。Chat GPTは賢いので、先ほどの「○○などの条件に合う車が欲しい」という質問を問いかけた後にこの質問をすると、「希望の条件に当てはまるかどうか」も教えてくれたりもします。
私が今回購入した車のCarfaxでは、いくつかネガティブポイントがありましたが、実際にディーラーで聞くと下記のような説明がありました。
- リコールがあったのに対応されていない
⇒実は対応済み。期間中なら何度でも持っていけるのでまだリコールがアクティブな状態になっているだけ - 一部の期間のメンテナンス記録がない
⇒そのディーラーで働いているメンテナンス係のご両親の車で、ここでメンテナンスしていた。反映されていないだけ。
2は「だからって、なんで反映されないんだよ」と思ったけど…まあ知識がなければセールスマンの話を信じるしかないですよねぇ。
Carfaxは個人売買でもVIN(車のシリアルナンバー)を販売主に聞けば確認することができますが、1台だと44ドルかかります。複数購入すれば安くなりますが、気軽に何台分も購入できる価格ではないですよね。
※一部のディーラーでは、Carfaxと同じような別のシステムを独自に持っている場合もあります。
※Carfaxは購入後見れなくなりました。検討段階でダウンロードしておくことをおすすめします。
試乗の予約をしたら…
試乗の予約をするぐらい、確度が高い車が見つかったら、見学の予習をしましょう。
①Chat GPTに聞く
何度も出て来ていますが、Chat GPTは車探しにも便利です!
「この○○を明日試乗に行くんだけど、気を付けたほうがいいことなどアドバイスをして」等とCarfaxのPDFを添付して質問すると、車種・年式・メンテナンス履歴に合わせたアドバイスをしてくれます。英語での値段交渉の表現なども教えてもらうと良いですよ!
②動画でチェック
「”買いたい車の名前&年式” Review」で検索をして、出来ればYoutubeなどで解説をしている動画を視聴します。公式が出しているものではなく、車好きYoutuberなど公平な目線で批評してくれているものが良いでしょう。「このボタンを押せば実際の燃費が確認できる」などリスティング上だけではわからなかった機能なども解説してくれてそのモデルについての理解を深めることができました。
車の知識がなくても、これらは誰にでも出来ることです!納得できる車を購入できるよう車探しの際に是非参考にしてみてください!
ディーラーでの車の購入について
車のディーラーに行くのってなんか怖いですよね。笑
大まかに説明すると
- 電話で予約
- 試乗&車の状態に関する質問
- 金額についての交渉&書類の手続き
- 補償を購入
- 支払い
という流れでした。3時間くらいだったかなぁ🤔
ディーラーでの試乗を予約
まずは、ホームページ上で見た車の在庫を確認し、試乗の予約を取ります。
たいていの場合、電話がかかって来て「すぐにでも」と試乗を進められます。実際、良い車はすぐに買い手がつくので購入したいと考えている場合は、素早く動く必要があると思います。
我が家も電話をし、その日中に試乗へ。息子にご飯をあげていたら「他の人が試乗の予約をしている」と急かす電話がかかってきました。
どうせ焦らせるためのセールストークだろうと思っていましたが、店頭での対応から判断するに本当に別の方が店舗に向かって来てたっぽい?「いや、あれも演技か?」なんて穿った見方をしてしまいますが…笑
試乗&車に関する質問

ディーラーにつくと、希望の車を倉庫から持ってきてくれるので、試乗しながら車に関する質問をします。セールスマンはメンテナンスしている人ではないので、すべてに回答できるとは限りませんが、答えられない場合は、試乗が終わってから確認して回答してくれます。前述したように動画でそのモデルの装備や機能を予習しておくと、それらの機能が動くのかスムーズに確認することができます。
金額についての交渉&書類の手続き
ホームページに記載されているのは車体料金のみですが、店頭では税金やDMVへの支払いなどを含めた”Out of door”の料金を提示してくれます。CAの場合は税金や登録料で車体代の10%位は上乗せされます。
着席して一枚目に持ってくる料金表よりは、もう一段階は確実に安くなります。ただし、数パーセント~最大でも10パーセント位しか変わらないので大きな期待はしないようにしましょう。
購入時には、免許証とソーシャルセキュリティーナンバーなどが必要でした。
補償を購入
補償はセールスマンとは別の担当者がいます。一番安いプランにしましたがそれでも3500ドル(修理ほぼ無料が4年分などを含む)上乗せになりました。この時点で最初にホームページで見ていた金額よりも5000ドル位上がってます。。予算を組むときの参考にしてください。
息子が昼寝の時間で機嫌が悪くなっていたので購入を決めた時点で帰りたかったのですが、私も一緒に購入者になっていたので、この「補償を購入」までは残ってサインをしなければいけませんでした。
支払い

補償も含めた合計金額を支払います。
いきなり大きな金額の買い物をすると不正利用を疑われて、カードを止められることがあるので、銀行に連絡をするように進められました。特にChaseはよく止めらるらしいです。うちはChaseではありませんが、うまくリミットの解除が出来ず、結局店頭でCasheier’s Checkを書いてもらい支払いました。(小切手のようなもの。10ドルほどの手数料がかかります)
クレジットならポイントが貯まるかなと思ったのですが、クレジット支払いの場合は3.5%の手数料がかかると書かれていました。私のカードは2%しかバックがつかないのでマイナスですね。
※ローンをしたい場合は、ディーラーで提示される会社と契約するのではなく、事前に銀行などでお金を借りるなどした方が安い場合があります。
その他、伝えたいこと
車購入関連で気付いたこと、伝えたいことをランダムに書き残します!
予算はめちゃくちゃオーバーした
最初は「10000ドル程度。最大で15000ドルくらい」と思ってたのですが、結果めちゃくちゃオーバーしてしまいました。。車探しをしているとディーラー希望で10000ドルの予算ではあまり良い状態の車が買えないことに気づいてしまったからです。税金と補償のオプションだけで5000ドル位しましたしね、、
日本車 高ぇ、、
やはり日本車に馴染みがあり、アメリカでも日本車の信頼が高いと聞いていたので、最初は日本車一択で探していました。人気のSUVであるRav4やCR-Vは、15000ドルの予算だと2015年くらい&100000マイルを超えしか購入できません。
紙面のコンシューマーレポートを参考に、良い車として名前が挙がっているモデルは日本車以外でも候補に入れると選択肢が広がると思います。(日本車のほうがリセールバリューは高くなると思います)私も結果的に、日本車ではなくKIAを購入しました。
Hertz 良さそうだった
結局、別のところで購入したのですが、Hertzの中古車もスペックは良さそうでした。
レンタカーの会社で、レンタカー落ちの車を中古車として購入できます。

例えばこの2025 nissan sentra、5235マイルは18250ドル。アメリカでの1年の平均走行距離は12000~15000マイルらしいので走行距離は少なめです。Carfaxはありませんが、オリジナルのAutoCheckというシステムで簡単な履歴が見れます。「新車は店を出た瞬間に10%価値が落ちる」なんて言うので、「少し乗った中古車」が欲しい時には良い選択肢かも?
身元が分からない個人が乗った車よりも大手のレンタカーとしてきちんとメンテナンスされている方が安心かなと思い、レンタカー落ちが候補の一つでした。車種はレンタカーに向くモデルに限られているようで、あまりバラエティーはありません。全体的に小さめの車種が多いみたいです。Hertzには、Rent2buyという3日試し乗りをしてから購入するかどうかを決められる(購入した場合はレンタル料は無料になる)があります。
「内装が丁寧に使用されていない」「高マイル/年で酷使されている」「オプションが豪華な車は少ない」など、レンタルならではのマイナスポイントもあり得ることには注意が必要そうです。
キッズスペース、期待薄。
先日、母の付き添いで日本でSUZUKIのディーラーに行った際は、キッズスペースがあり子供用のブロックや絵本が置かれていたり、駄菓子セットを頂いたりしました。日本のガラス張りのディーラーを外から見ると、他のブランドでもディーラーにはキッズスペースがあるイメージだったのですが、私が行ったアメリカのディーラーには、「気持ちばかりのぬりえ&削られていない色鉛筆2本」しかなかったです。笑
前述通り、3時間くらいは拘束されるのでお子さんがいる場合はしっかり準備して行かれることをおすすめします。おもちゃはない割に、スタッフ個人の机に触っちゃいけなさそうな車のフィギュアとかが結構飾られているので、子供の気を逸らすのが大変でした…
バックカメラ 便利!

今回初めてバックカメラが付いた車に乗ったのですが、思っていた以上に便利!
アメリカって前向き駐車をするので、出発するときバックしないといけないことが多いですよね。背が小さいので座った状態で後ろを振り返るのが結構大変でしたが、バックカメラがあることで手間や心配が半分くらいになった気がします!
ハイブリッドってどうなんだろう
燃費がめちゃくちゃいいので、ハイブリッドに憧れがありました。高い金だして買うんだから燃費で取り返したい。笑
今回購入した車もハイブリッドなのですが、ハイブリッドにはハイブリッド用のバッテリーとガソリン用のエンジンの2つが搭載されていて、どちらかが潰れたら走れなくなるんだそう。
爆弾2個抱えてるじゃん。壊れる確率2倍じゃん、、?
バッテリーの交換には4000ドル位かかるらしいので、ちょっぴり心配。
じゃあEV(電気自動車)は?
じゃあ、完全な電気自動車はどうなんだろう、とTeslaも検討しました。旦那の仕事の関係で割引が見込めるのと、最大4000ドル分の政府の補助(中古車向け)が貰えるので、少し安く買えそうでした。
私が調べた結果、それらを含めても結局Teslaは、同条件のガソリン車よりも割高で、しかも保険が高いみたいだったので、候補から外しました。家にチャージャーもないしね…