みなさん、アメリカでVisionの保険に入ってらっしゃいますか?入っている方、使いこなせていますか?
アメリカに来て5年。アメリカでの👀事情。
私の視力は0.1以下。コンタクトの数字は-6.00です😭裸眼では何も見えないので、コンタクトや眼鏡は生活必需品です。
これまで、眼鏡もコンタクトも年に1回の日本一時帰国時に買い足していました。でも実はアメリカでもVisionに月5ドルほど支払っているので、本当は存分に活用したいところです….!
入っているVision保険内容
夫の会社を通してVSP(Vision Service Plan)という保険に入っています。VSPは、アメリカ最大級の眼科医ネットワークを持っており、VSPの提携プロバイダーを利用すると、保険が適用になります。(Vision以外はKaiserの保険に入っています。Kaiser病院内でも眼鏡やコンタクトを買えるようですが、そちらとは違うものになります。)
私のプラン内容は
・定期的な眼科検診(年1回)
・メガネのフレームとレンズ(200ドル程度)
・コンタクトレンズ(200ドル程度)
となっています。
アメリカは毎年10月に、翌年の保険内容を修正する機会を持つのですが、今回その途中に「Visonの特典つかってないな~」と気づいたため、眼鏡とコンタクトを買うために急いで動き出します!
アメリカでの眼鏡&コンタクトの購入方法
アメリカで眼鏡、またはコンタクトを購入するには、有効期限内の処方箋が必須です。そちらをもって対象店舗に向かい、店舗で眼鏡やコンタクトを購入します。
・眼鏡の処方箋について
眼鏡の処方箋は眼鏡にしか使えません。ただし、コンタクトのフィッティング(お試し)には使用できると但し書きがあることがあります。
・コンタクトの処方箋について
コンタクトの処方箋はコンタクトにしか使えません。しかも、検診当日につけて行ったコンタクトと全く同じ種類のコンタクトの購入にしか使えません!これ、めちゃくちゃ不便です。
例えば、「アキュビューオアシスの2week」を使っていて「オアシスの1dayに変えたい」と思った場合、同じ処方箋は使えないので、改めてドクターに見てもらい、処方箋を出してもらう必要があります。そんなこと全く知らなかったので、日本で買ったコンタクトで検診に行き、アメリカでは全く意味のない処方箋をゲットしてしまいました。。
ただし、全く同じサイズ(厚さ、カーブ等)のレンズであれば、再診察せずに違うブランドで処方箋を書き換えてくれるらしいです。
アメリカで眼鏡&コンタクト購入までのステップは?
2024年末、実際に眼鏡を購入するまでのステップをご紹介します。
まずはKaiserにて目の検査の予約
まずは、Prescription(処方箋)をゲットしなければいけません。そのため最初のステップは、KaiserでGlasses(眼鏡)とContact lenses(コンタクト)のPrescription用の予約を取ることになります。
なぜかどの日にち、どの地域を選んでも空き枠が出てこない。
不思議に思って、予約画面にでていた電話番号に電話してみたところ、1か月ほど先の12月10日に予約を取ることが出来ました。今年分のVisionの特典を使うには、12月末中に処方箋をもらう必要があるのですが、何とか間に合いそうです。
コンタクトと眼鏡の処方箋をもらいに検診へ
私の保険では、検診は年に1度、無料です。
実は昨年?2年前?にも、同じように思い立って、コンタクト用の処方箋をもらいに検診に行ったことがあります。「とりあえず処方箋貰えばなんとかなるだろう」と思っていたのですが、自宅に帰ってからよくよく処方箋をみると「Glasses用」と書かれていたため、『コンタクトの処方箋は?』とドクターに問い合わせたところ『もう一回来て』と言われて、諦めた過去があります。
今年はしっかり予約時に「眼鏡とコンタクト両方」という希望を伝えました。ちなみに、コンタクトの処方箋が欲しい場合は、検診の2時間以上前からコンタクトを着用しておく必要があります。あまり朝早いとキツイのでお気を付けください…
検診手順はほぼ日本と同じで、大体30分くらい?
終わると印刷された処方箋をいただけます。(アプリ上でもPDFで確認できます)
眼鏡:自分の保険が使えるお店で眼鏡を購入
続いては、自分の保険を使って、眼鏡やコンタクトが購入できる店舗を探します。
VSPはコストコでも使えます!ただ、私の保険では限度額が他の店舗に比べて下がってしまうようでした。「一番お得なところで買いたい!」とサイト内を読み漁ったところ見つけたのが、eyeconic。
VSPが使えるオンラインストアで、リアルタイムで割引額が確認できるのがとっても便利です!
★eyeconicの使い方
サイトにアクセスしPrimary member(私の場合は夫)の情報を入力すると、プルダウンで私の名前が表示されました。「(私)の買い物をする」という設定をした状態で眼鏡をカートに入れると、自分の保険を使用した場合の料金が表示されます。実際の画面がこちら▼

保険のサイトでは、「フレーム代は200ドルまで」と記載されていましたが、このサイトではそれ以上値引きされるものも多かったです。こういうのが店舗ではわかりづらいので、この機能すごく便利だなと感じました!
Copay25ドルと本来の値段に対するTaxは必ずかかります。
ブルーライトレンズなども追加料金(割安)がかかるため、『Copay+税+オプション』が実際の支払い額になるようです。(一部保険対象外のフレームもありました)
日本のJINSなどで最安眼鏡を買うよりは高くなりますが、今回はLacosteの260ドルの眼鏡を46ドルで買えたので満足です!
★眼鏡の購入で犯した失敗…
実は、アメリカで眼鏡を購入したのはこれが2回目。
前回はKITSというサイトで購入(&返品)をしています。

眼鏡をネットで購入するのが初めてだったので、使っていたのとほぼ同じデザインにしました。
これまでのものよりすこし小さめでしたが見た目はバッチリ。それなのに返品した理由は….

ブリッジ部分の高さです。眼鏡の失敗談としてよく聞く話ですが、実際かけてみると、すっごく下がってきました。頑張っても使えないくらい滑ってきますし、正しい位置にするとまつ毛がレンズにあたってしまいます。
こんな状況を避けるため、アメリカで眼鏡を買う場合は
・Asian-fit
・Universal-Fit
・low bridge fit
などの表記があるものを選びましょう。
なお、KITSの返品はとっても簡単かつスムーズでした👍
コンタクト:処方箋のシステムを知らなかったため、買えず。
前述した通り、コンタクトの処方箋は「検診日につけていったそのブランドのそのレンズ」にしか適用されません。そして今回つけていたのは日本でもマイナーな格安レンズ。アメリカで同じものが買えるわけもなく、出してもらった処方箋は無用の長物となりました。。
眼鏡のブロックでご紹介したeyeconicでコンタクトも購入できるようです!
届いた眼鏡がこちら
ネットで注文してから、2週間くらいで届きました。

デザインや値段がちょうどよかったLACOSTEにしました。
アジアンフィットで選んだ眼鏡です。ブリッジは….

こんな感じです。先ほどの比較画像も並べてみると、

かなり日本で購入したものに近いですが、かけてみると少し緩い感じがしました。日本のサイトでオンライン購入してもこういうことはあるので、しょうがないですね。合わなければ返品できるそうですが、私は面倒なので眼鏡パッドなどで調整しようと思います。
おまけ:眼底検査
視力検査で眼科を受診した際、「年に一回の眼底検査」を進められたためついでに受けてきました(*’ω’*)
英語では”DILATE“と言われたのですが、日本語だと多分眼底検査だと思います。
所用時間は約1時間。簡単に言うと、瞳孔を開く目薬を差し、20分ほど待って、目の奥をチェックしてもらう検査です。調べてみたら日本では当日、車などの運転はNGだそうですね。アメリカではOkと言われたので自分で運転していきましたが、環境によってはかなり危ないと感じました。見え方もレポしていますので予約日時を決める際の参考にしてみてください!
目薬~検査
来院したら別室で目薬だけ指してもらい、20分ほど待機します。コンタクトもOKですが、目薬に触れたコンタクトはその日中に処分するよう勧められました。
待機中しばらくは暇つぶしにスマホも読めたんですが、20分経つ頃には全く焦点が合わなくなります。画面いっぱいに拡大したら何とか読めるかなー。とにかく目が疲れるので途中から使わなくなりました。あまり目を使わない暇つぶしがあるといいのですが、、
時間になると検査室に移動して、瞳孔が開いた状態でライトで照らされながら診察を受けます。めちゃくちゃ眩しいですが、短時間で終わります!
検査後
診察後はそのまま解放されます。黒い筒を「サングラス」だと渡され、開いてみると

サングラスでした。笑
幸い曇りだったのでサングラスも必要なかったのですが、天気が良い日に受ける場合はサングラスを持参された方が良いでしょう。
目薬が効いている間の視界
まず全体的にワントーン明るく感じます。
夕方4時頃、日が弱くなった頃、しかも曇りの日の運転なら、近距離なら問題ないと感じました。そのままスーパーに買い出しに行く必要があったので、日が暮れてからも運転したのですが、暗くなってからの運転は絶対にやめた方がいいです!
ライトをみると、周りに放射線状に光が広がるのがイメージできますでしょうか?あれが3倍位になります。普段は光が広がらない程度のライトでも放射線が広がるのを感じました。
例えば↓の写真のライト周りの放射線が3倍になるとイメージしてください。見える範囲が結構減ってしまいます。

ヘッドライトはもちろん、テールライトや信号、民家の軒先の電気のような小さな光も3倍に広がります。買い物に行っても値札もパッケージも焦点が読めないので全く捗りません。検診後は真っすぐお家に帰りましょう(*’ω’*)