可愛い子供に恵まれて、2日後には退院。帝王切開なのに2日後に退院って日本だとあり得ないですよね。早く帰りたかったのでいいのですが、病院ならリクライニングベッドがあって、三食出してもらえるからもうちょっと居たかった。。笑

出産2日で退院、自宅療養。
晴れて退院!!
2日で帰宅できるからと言って、日本の帝王切開よりも早く痛みがなくなるわけではありません。普通に痛いです😂傷が痛むのでじっとしていたいけど、赤ちゃんのお世話もしたいし、授乳は避けられないしで、最小限のスペースで背中を丸めながら小さくゆっくり動くようにしていました。
調べてみると、日本でも腸の運動や傷の治りを促進するために早期離床が推奨されているそうです。座りっぱなしにならないようソファから冷蔵庫など短距離での移動は初日から始めました。そんな短距離でも、最初は傷の痛さで途中で立ち止まってしまうほどです、、
退院時にもらった強めの痛み止めをきっかり6時間毎にのみ痛みに備えていましたが、立ち上がったり座ったりするのは支えがないとかなり辛く、ベッドに寝転がる&起き上がるは、かーなーり痛かったです。
ベッドはマットレスを二枚重ねてちょうど腰掛けやすい高さにしました。普段はクイーンサイズ1枚で寝ていたのですが、息子がもう少し育ったらクイーンサイズを横に2つ並べてみんなで寝ようと思い、古い方を残しておいたのがよかったです!
ベッドで寝ている体勢から起き上がるよりも、高さを利用してずるずると地面に滑り落ちてから足を使って立ち上がる方が腹筋を使わないので少し(ほんの少し!)楽に立ち上がれます。
噂に聞いていた足の浮腫みも半端なく、むくんでいるというよりはふくらんでいるといった方が正しいくらい足は風船のようにパンパンに!帝王切開時の点滴が原因らしいですね。


出産4日後には子供を検診に連れて行かねばならないわけですが、病院内を歩き回れるわけもなく、車いす移動にしてもらいました。
マイナートラブルはつきものだとわかっていながらも、特に気になっていたのが、傷口から漏れる液体。嫌な方もいるかもなので激小の写真を載せますね。大きな写真付きの傷口の経過はこちらの記事から。(本記事を最後まで読んでからの方がわかりやすいです。)

調べてみたところ、この透明がかった赤い液体は傷が治る過程で出てくるもので、血液ではないそうです。ズボンに付かないようトイレットペーパーを挟んでいたのですが、日を置くごとに赤く腫れていき、かゆみも出てきました。(今思うとトイレットペーパーが擦れて痒みを増長させていたのかも)
産後2週間経っても赤みが引く気配がないので病院で見てもらうことに。触診をしてもらうと、気になるところがあるとのことでCTスキャンへ。スキャンの結果、傷口の右端部分に液体が溜まっていることがわかりました。
良くわからないですが液体が溜まっているのは良くないらしく、結果が出たその日のうちにERに行くように言われ、そのまま入院です。
帝王切開→ER(救急)→再入院へ
ERといってもアメリカですので、待ち時間がめちゃくちゃ長い。
系列の病院だったので話は通っているはずですが、来た理由を聞かれ、採血をして、2時間くらいまってやっと部屋に案内してもらいました。
スナックを持って行ったのですが、再度お腹をみる可能性があるので食べないでといわれ、またしても絶食(..)。部屋に入る前に食べちゃえばよかったですね。血液検査の結果、足りていない栄養があったらしく点滴を繋いでもらいながら寝ました。
赤ちゃんはいないけど、搾乳はしないといけないので夜中におきて搾乳。
捨てるしかないかなと思ってましたが、搾乳機を持ってきたことを伝えると保管してくれるというので搾乳後は看護婦さんに預けて冷蔵庫で保管してもらってました。
当初看護師さんに聞いていた話では、もう一度スキャンを取って液体の場所を確認。注射器で液体を取り出し、検査にかけてその結果次第でその後の対応が変わるとのことでした。
翌日いつまでたっても呼ばれず、待ちつかれていると突然産婦人科医が病室に現れて、
「傷口を開いて、ティッシュを詰め込んで、液体を吸いだして診る」
と恐ろしいことを、、😭
普通に痛いし、なにより身体の中を触られていると考えるだけで気持ちわるかったけど、麻酔なしってことを考えるとマシな痛みだったと思います。
痛み止めも飲んでたからかなー?
怖くてほぼ天井見つめてたのですが、チラ見した感じでは最初は膿みが少しでてましたが、そのあとは透明がかった赤い液体だったようで、「においもないし、大丈夫でしょう」という判断でした。
この後の治療プランとしては、開いた傷はポケットのようになっているので、傷口からリボン状のガーゼを詰め込んで、その先っぽは身体から出たまま残し、全体をガーゼで覆う。
そうすることでキャンドルの要領で、中にある液体を吸いだしてガーゼに吸わせるんですって。
何度か中に入れているガーゼを取り換え、その度に少しずつ中に入れる量を減らすことで奥の液体を吸い出しながら徐々に傷口が閉まるようにします。液体が吸い出され、傷口のポケットが閉じれば終わりですって。(((怖
身体に穴が開いたままなのも怖いし、そこから紐が出てるのも信じられないし、それを後何回か取り替えないといけない、、
痛みが強いわけではないのですが、気持ち的に滅入りましたね。産後だし。
処置が済んだらご飯が食べれるとのことだったので、朝ごはんを貰い、そのあとすぐ昼ごはんも運ばれてきて、食べている間に退院許可がでたので夫に迎えに来てもらいました。
夫は前日の夜、殆ど寝なかったようで、帰りの運転途中に「眠いから運転変わってくれ」と。
「ERから退院してきたとこなんだけど」と思いつつ眠いまま運転されるのも怖かったので、自分で運転して帰りました。笑
当時の夫は、寝ると赤ちゃんが泣いても起きれない
→寝ないで見よう
→赤ちゃんはずっと寝てるしゲームしよう
→限界だ、寝よ
→起きれない
っていう負のサイクルでした
しかも、オンライン対戦型のゲームなので、子供が泣きだしても世話も片手間に続けようとするので何度も喧嘩しましたね。
お互いに自由時間を設定してみたり、シフト制にしてみたり、試行錯誤していたのが懐かしいです。
(嘘です。いま思い出してもイラつきます。笑)
おわりに
ちなみにERの治療費は$250でした。保険を使う前の請求は1千万越えでした!
本当にアメリカの医療費は高いデスネ、、
🌻途中でご紹介した帝王切開の傷の経過観察日記はこちらからも飛べます!
🌻長男出産時のストーリーは下記からご覧ください!
🌻アメリカで母子手帳を探している方へ


