【DIYアイデア】ベビーゲートを自作した話

皆さんのおうちは、Baby proofingされていますか?

赤ちゃんが危険な目に合わないように家具を動かしたり柵を設置したりすることを英語でBaby proofingと呼びます。我が家の1歳児もわんぱくに走り回るようになり、おうちのBaby proofingが必要になってきました。

お得を愛する私ですが、安全も大切!
初期用にPlaypanを購入していたので、これを活用してずりバイ期~わんぱく期を乗り越える方法を考えました!ベビーゲートを一からDIYしたいと考えている方にもアイデアの一つとなるかと思いますので是非覗いていってください(^^)/

我が家のリビング

まずはベビーゲートの変遷をご紹介する前に、イメージがつきやすいようまずは我が家のリビングをご紹介します。

簡単に動かせる細かい家具は省略して、こんな感じになっています。
リビングで子供を見たいけれど、キッチンには入ってほしくない。
また、猫を飼っていて猫トイレや猫餌も再配置が必要でした。

ベビーゲート使用例

一つ目のベビーゲート(Playpen)

最初のベビーゲート(Playpen)は下記のような箱型の大きいもの(71×59)を購入しました。
Amazonでの定価は100ドルくらいですが、セールをうまく活用すると$60台くらいまで下がると思います。私はカラーボール30個付きを$62で購入しています。

子供が動き回れ、大人が寝転がれるこのサイズ(約180センチ×120センチ)は便利でした。配置場所はこちら。

テレビ台とカウンターの角を利用してキッチンへのガードになるように設置しました。

ずりバイが始まった8か月頃に設置したのですが、当初はキッチンへの導線が確保できるよう、ソファの前に置いていました。一歳前に歩き始めると活動範囲が広がり、狭いので出せと怒るようになってしまったため、上記の位置に移動させ、ゲートを開けっ放しにして灰色斜線部分も動き回れるようにしていました。

このタイプのPlaypenは底がペラペラなので絨毯の上に設置することをお勧めします。また付属している布部分は全て1ピースにつながっているので、洗濯したい場合は全部解体しないといけません。めちゃくちゃ面倒くさいのでPlaypenの中にも薄めで洗濯しやすいカーペットを敷いておくと便利です。私は大きいわりに安く、柄も落ち着いているこちらを使用しました。(当時セールで$43。79×63なのでサイズは合いません)

他に汚れやすかったところは、キッチン側のバー部分。
息子は私の注意を惹こうとキッチンに一番近いところに立っていることが多かったのですが、バーがちょうど口のあたりの高さになるので、はむはむされます。べたべたの手でつかんだりもするので、すごく汚れましたが、良い対策が思い浮かばずそのままに。裁縫が上手な方でしたらあらかじめカバーを付けるなどすると洗濯が楽になると思います。

またバー部分に頭をぶつけても痛くないようにスポンジ?発泡スチロール?のクッションが入っているのですが、これが布からはみ出ていると子供が食べるのでご注意を!あらかじめ元の長さよりも数センチ短くしてからセットしてもいいと思います。私は後から何個かカッターで切りました。

この頃はテレビ台の横に猫餌を置いていたので、猫が餌を食べに来るたび、息子がダッシュでハイハイし、メッシュ生地に顔を押し付けながら猫を観察し、顔に跡がついていて可愛かったです。数分といえど、気を取られてくれるのも助かる、、

ベビーゲートへ移行したい

子供がよちよち歩き始めると、箱型の柵が邪魔になってきました。Playpenの入り口が息子の身長より低いので、まだよちよちで「屈む」ということができない息子が突進して顔からはじかれることが増えたのも危ないなあと。

ベビーゲートを探してみたところ、

こういう突っ張り棒タイプが低価格で多かったのですが、下記の通り部屋のレイアウト上難しい。

他には、

こんな自立式。プラスチックで軽そうなので、柵として使うと倒れそう&$100越えと高い。子供が小さいときしか使えないベビーゲートにさらに$100払うのも、お得を極める私的に乗り気になれず、別の方法ができないか?と調べた結果行きついたのが「自作ベビーゲート」。

自作ベビーゲートアイデア

初期アイデア①

色々調べていきついたのが、PVCパイプでの自作ゲート。

こちらとこのようなアダプターを繋げて好きなサイズで作れます。

Home depotやLowesに実物があるので一度見に行かれるといいと思います。
パイプは太さによりますが3メートル程度で4~5ドル、アダプターパーツは一点から1,2ドルから必要な分だけ購入できます。

3メートルのパイプはそのままでは車に入らないと思うので、トラックがない方はパイプカッターというのを先に買って持っていきましょう。

当初の想定では、このプラスチックパイプとアダプターを購入し、息子が通れない程度の幅で梯子状に組んだ柵をつくる予定でした。

イメージ↓

日本では100均で「ワイヤーネット」が安く売られているため、それを結束バンドでパイプに縛り付けてゲートにする方法をとっている人がいたのですが、アメリカでは高かったのでこの案は却下されました。

アメリカで試すとすれば「wire netting」が可能性あるかなと思いました。

色んなサイズや素材がありますが、基本は鶏小屋や庭に使う網なのでホームセンターなどで実際に手に取って、お子さんが怪我をせずに使えるか確認してくださいね。

設置したい場所

パイプだと好きなサイズに切って使えるので、我が家に合ったベビーゲートが作れますね!
ただ、これだと

・アダプターの数が半端ない=総額が高くなる
・細かく切ることで耐久性に不安
・プラスチック製は子供が押せるくらい軽い

という懸念点が。

初期アイデア②

ベビーゲートにしか使えないと思うと高く感じるので、ベビーゲート使用時期が終わっても使えるものを柵として使用すればよいのではないかと考えました。

例えばこちらのカラーボックスは38ドル(セール価格)で74センチ×106センチ程度の”壁”になってくれます。

大人が出入りするための入り口が必要ですが、これらで壁を作ることで、ゲートが必要な距離が縮まるのでベビーゲートは下記のような安価($20程度)なもので賄えることになります。

設置したい場所

最終こんな感じになりました

仮置き

最終的には、①と②のアイデアを組み合わせてこんな感じにしました。

(ゲートの布部分は、Playpenのものを仮で使用している状態です。)

絵で描くとこんな感じ

パイプは買い足さず、Playpenの部品をそのまま使っています。
金属製?だったのでプラスチックパイプよりは重みがありますが、それでも子供が押せば倒れてしまう不安定さ。それを補うために元からあったカラーボックス2つをゲートの支えとしています。

カラーボックスには背面がなかったので、Home depotで有孔ボードを買ってきました。1ドル程度で売っていた釘で四隅を止めています。
カラーボックスの高さよりも30cmほど長いのですが、これがあることで子供が手を伸ばして棚の上の物をとることがなくなり、安心してカラーボックスの上に物を置けるので良かったです。

普通の板であれば10ドル以下でも買えますが、こどもの遊び道具にも工夫できるかなと思い、数ドル高い有孔ボードを選びました。有孔ボードの穴を使って、ベビーゲートをカラーボックスに括り付けることができたので安定性がかなり増しました(^^)/

見えてきた改善点を修正

言わずもがななんですが、仮置きしたPlaypenの布がめちゃくちゃ邪魔です。

上からみた図

こちらは家に余っていたブランケットを切って、手縫いで作りました。

しっかり採寸しなかったのでよれよれですが、息子の侵入を防ぐ役目はしっかり果たしてくれています。見たまんまの形で縫っていけばいいです。四角形の四辺にパイプを通す袋を付けるだけ。
一枚の布で作ると境目がなく子供が突破できないですが、洗うのが面倒です。
私は2パーツに分けて作ったのですが、どうしても間から子供が出てきてしまうので、結局後から縫い合わせて1パーツにしました。裁縫上手な方は、ボタンとかチャックとかで工夫してもいいかも。

有孔ボードに縛りつける紐→結束バンド

最初はラッピング用の紐で、パイプを有孔ボードに括り付けていたのですが、息子が押しては引きを繰り返すと切れてしまうところが。結束バンドに変えると強度がかなり上がりました!有孔ボードは穴だらけなので、好きなだけ固定できます!

アダプターパーツが取れる

息子が引っ張る向きによっては、アダプターとパイプが外れてしまうことがありました。

対策として、
・カラーボックスの位置を動かし、外れにくい場所で固定。
・外れやすい箇所はテープで補強
を行いました。通常は接着剤を入れて固定するそうですが、私は第2子が出来たらまたPlaypenとして使いたいので、このような応急措置で様子を見ることにしています。

サポートはできるだけたくさんあった方がいい

角度をつけることで自立できるようにしているとはいえ、軽いパイプを繋げたゲートです。
結束バンドでカラーボックスに固定されていなければ、子供が持ち上げて移動させることも簡単でしょう。

何かの拍子に動いてしまわないように、邪魔にならない場所に重しを置いています。

猫砂だったり、猫餌だったり、お米だったり、ジャガイモが入った袋だったり、あったりなかったりしますが、重しを置いています。

パイプとアダプターをしっかりと接着剤で引っ付けるという方は、重しは必要ないかもしれません。息子が突破するとすれば、アダプターが外れたときだけなので。

おわりに

結果、追加費用は有孔ボードの12ドル×2のみでした!

布の部分きちんと測ってミシンで作り直したいな、とか、重りを使わずにすっきり自立させたいな(接着剤使え、、、)とか思うこともありますが、ゲートの役割は果たしているので、次に成長して、また模様替えが必要になるまではこのままでいこうと思います。

Baby proofingって思ってた以上に大変なんですね😂
最近物置のドアを開けるようになってきたので、次はドアのBaby proofingをお金かけずにやりたい!

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